Kumiko Takiwaki

兵庫県神崎郡在住・カフェ「りんごの木」オーナー

①この映像を見て想起したことについて自由にお書きください。

彼女の視線の先にあるものを見てしまう。目を閉じているシーンは、2つのスクリーンが彼女の夢のよう。頭の中に思い浮かべている景色のよう。白黒になっていく色彩が失われていく様子は、不安や、違う世界に来てしまった戸惑いを感じる。

最初は色彩が鮮やかで、「穏やかな日常」「自然の何気ない美しさ」を感じていたけど、最後の方は彩りが失われていくことで、普段と変わらない景色が、何となく味気なく感じたり、得体の知れない不安感に襲われ、豊かさが損なわれていくように感じた。

最初に携帯でこの映像を見た時は、その差異にあまり気づかず、同じ映像がただ繰り返されてるのかーと思ったけど、今回パソコンでしっかり見ると、その繰り返しの重要性に気付く。同じ景色、同じ日常も、COVID-19の影響で、この映像のように色彩のないものに変わっているのかも知れない。

②COVID-19以降、あなた自身が「変わってしまった」と感じること、 「取り戻せない感覚」について教えてください。

コロナにかかることが怖いというより、かかることで周りに迷惑をかけたり、それで責められる(村八分にされる)ことが怖いという日本人特有の気質、風潮が強く出てきたと思う。“自由”というものが、こんなにも儚いものだったなんて・・・と哀しくなる。また、コロナに対する感覚(危機感)は人それぞれで、でもどれが正しいも間違いもない。

それを決めるのは自分しかいない。

以前のような「画一的な善悪」はもう存在しないんだなと思う。

2020年 8月23日